騒音について
公開日:
:
最終更新日:2016/02/13
つれづれ
ハリマハウスの関山です。
以前から御施主様とのお打ち合わせの中で、たびたび、騒音についてのお悩みを聞くことがあります。
そこで、再度 音対策について少しまとめてみようと、思いました。
家の中で安らぎを得る上で音の問題は大きいですよね。
あんまり気になる騒音が続くようでは、快適な家とは言えません。
ではその音にどう立ち向かうか?
音とは
音源から発生したエネルギーが振動して その振動が聴覚に伝わり知覚されるものです。
その音ですが、2種類の音の伝わり方があります。
① 空気音 空気に伝わって耳に届く音
例えば自動車の音、飛行機の音 楽器の音、井戸端会議の会話などなど
② 固定音 床や壁等の物体を振動させて耳に届く音
上階の飛び跳ねる音 電車やトラックの振動音などなど
音と一口に言っても空気音と固定音のように性格の違う音があります。
この両者は 建築における対策も同じではなく きちんと分類して考えます。
空気音の対策については
建築の気密性を高める。
断熱材の厚みを厚くする又は吸音性のある断熱材を採用。
重い材料を選択する。 等々があります。
また固定音の対策については
上階の音が気になる場合、上階にクッション性のあるカーペット コルク等を使用する。
床を支える部材に隙間を設ける吊り天井にする。 床下地に石膏ボードや遮音マット等捨て貼りをする等々の対策があります。
上記の内容に関しては建築における対策の一例ですが
手軽な遮音対策としては、遮音カーテンというものも、大手カーテンメーカーでも販売しているので、気になる方は探して見てはいかがでしょうか?
音に関して、僕自身の体感として、温熱環境はもちろんですが高断熱高気密住宅に触れて驚いていることのひとつに音の問題の解消があります。
サッシを閉めると 驚くほど音が軽減されます。
(こちらは弊社、ハリマハウスの展示場もございますので是非 是非!体感してみて下さい。)
高気密であることやより良いサッシの選択はこんなにも環境を左右するのかと、とても驚きました。
毎日の生活の悩みが
工夫ひとつで解決できる事がたくさんあります。
家造りの際 お悩み事がございましたら
是非 ご相談下さい。
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