基礎工事 耐圧盤と立ち上がり部のコンクリート打ち継ぎ部の止水処理
K市で新築中のN邸
基礎工事、耐圧盤打設作業が終了しています。
夜間放射冷却現象に対しての防凍処理として、ブルーシートで覆っています。
基礎コンクリート打設は2回に分別しています。
耐圧盤コンクリ打設後、布部(立ち上がり)のコンクリ打設
連続させてはいなく、2期に分かれた工程となっています。
ベタ基礎製作のコンクリート打設は、耐圧盤→立ち上がりと打設工程が2段落に分けられるのが一般的となります。
こうした場合、耐圧盤部コンクリートと立ち上がりコンクリート部の打設時期にタイムラグが生じます。
その耐圧盤部と立ち上がり部の接点は「打ち継ぎ」と呼ばれています。
基礎コンクリートはツーピースに分かれている「打ち継ぎ」部へ止水処置を行います。
上記の止水材を打設します。
基礎打ち継ぎ部止水材は、基礎外周部へ例外無く打設しています。
上記写真の止水建材を採用するケースもあります。
板状の堰止めを外周部基礎へ隈なく廻す施しです。
joto キソ止水プレート https://www.joto.com/product/1-3/72
本物件には基礎外側断熱を採用しています。
この場合、型枠を支持するセパレーターは基礎内部にのみ仕込みます。
基礎内外両側支持タイプのセパレーターを採用した方が作業的には楽です。
両側支持タイプのセパレーターは断熱の見地から「熱橋」を発生させ、防水の見地からは基礎内外を結ぶ「トンネル」を形成してしまいます。
従いまして、半セパレーターと言うものを採用しています。
立ち上がり部のコンクリート打設は中2日後を予定しています。
基礎内部型枠を組む前に行う作業はいろいろとあります。
本物件では、「床下エアコン」を採用します。
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