晴れられると…
(晴れられてもこまるし…)
今シーズンの西東京地域
昨年12月初旬から越年し、現在2月の今日まで、降雨による工程遅延に見舞われることなく各現場順調に工事を運ぶことが出来ています。
昨年の暮れは、降雨が有れば工程の総崩れという場面でしたので本当に助かりました。
「大寒」前後は夜間の冷え込みによる凍結にも注意が必要となります。
例えば水道、
現場仮設水道、水栓柱を防凍箱で覆う
引き渡し直前物件ならば、止水栓を閉め、宅内管内圧を抜くなど
大袈裟に神経質と成る時期でもあります。
「降雨」よりこちらを心配している方が制御出来ますしね… 笑
大寒期の晴れた深夜から早朝の放射冷却は、気象予報予想気温より低いと体感します。
現場着後の早朝は寒いので、早く「仕事」始めたい。。。
となります。
優等生ではありませんが、とにかく屋外でじっとしていると寒くて寒くて仕方がありません。
作業が始まると、無意識に「寒さ」は意識の後方に押しやられています。
写真物件の打ち込み日の予想最高気温は15度
翌日最低気温予想は3度
大寒期は週間予報、天候は勿論、気温を参考に生コンクリート打設日を設定する必要があります。コンクリート硬化最中の表層凍害は回避したいものです。
コンクリートの表層凍害に遭遇すると、表層部ほんの数ミリが打設数日後からパラパラと粉塵化して来ます。写真は8日後のコンクリート表層状況です。
粉塵化は見受けられません。
12日後の状況です。コンクリート表層の粉塵化は確認出来ませんでした。
UB部には雨水が溜まり、凍結していました。暫くぶりに見る氷の厚さです。
今シーズンの冬は、天候には恵まれましたが、夜間の冷え込みには悩まされました。(冬、まだ終わってませんし…)
外構工事の打ち込み場面では、工程重視で耐寒剤を現場混入し気温氷点下日前日の打ち込みとしました。
この日の朝は北風に見舞われ、しかも日陰…
ポンプ圧送車による生コン打設は、ホース連結
打設が始まると、ホース解体支援でもの凄く忙しくなります。
である為、
(めっちゃ体、あったまります… 汗)
晴れたら晴れたでちがうとこで悩んでる… 現場からは以上です。
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