「現場の痛み」
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つれづれ
こんばんは。
ハリマハウス 伊本です。
ある時現場で休憩中、こんな話になりました。
「(建築・建設業界において) これはスゲーって何かな?」
いろいろな答えがある中で、ある職方さんがボソっと言いました。
「間違えないのが一番じゃないっスか?」
満場一致でした。
20数年、私はいろいろな家つくりを見て来ました。
そこには沢山の下職さんが携わります。
時にはエラーも見て来ました。
エラーした事もありました。
私には現場の「痛み」が解ります。
タイルを張っていた頃の私が最も恐れていたもの。
それは「やり直し」でした。
簡単に壊れる様に製作していないものを取り壊し、再製作。
自身の失敗ならともかく、それが受けた指示のミスであったのならば心が折れます。
職方さんのモチベーションを下げる様な事態は、防がなければなりません。
それは「仕上がり」に反映されてしまいます。
私は今、現場を管理する立場にあります。
ここで最も怖い事。
「現場」に訪れられない事です。
ハリマハウスでは、着工中でも可能な限りお客さまのご要望に応えています。
自身で状況を把握しておかないと、指示が遅くなったり、曖昧になります。
そんな中、職方さんから電話で現場収まりについての指示を請われたとします。
話の内容の捉え方を誤ってしまうと・・・
エラーの臭いがします。
現場を空けてしまうのには無理があります。
「やり直し」=「痛み」
仕上がりを左右する要素は駆逐して行かなければなりません。
その為に「現場」一棟一棟、しっかりと腰を据えて向き合う必要があります。
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Comment
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お疲れ様です、 エラー・・・・ 確かにそれはガッカリします[絵文字:i-195]ですが、現場管理していても限度てものがあると思います。多くの職人(業種)を全部把握することはとても困難な事だと思います。
収まりや仕上がりなど確かに大事ですけど、その前の取り決めや変更や打ち合わせをしっかりやっておけば エラー は減ると思います。(私の意見ですが・・・)変更などがある場合は聞いた人が迅速に監督に申し送りすれば工事もスムーズに行くのではないかと思われます。 たぶんダイナマイトキッド君もそう思っているのではないでしょうか? 長々すいません。
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そうかも、でも俺自身が エラーの固まりかも~~~[絵文字:v-12]
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申し送られて、内容をしっかりと理解して伝達する事が重要です。
話された内容のままでは、必ず誤解が生じます。
伝達敏速でありたいのですが、状況把握するのに「落ち着いた時間」も必要です・・。(笑)
毎度対応が遅くてすみません(笑)<タイガーさん