暑いですね!
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:
つれづれ
ハリマハウスの西尾です。
梅雨明けして毎日暑い日が続いていますね。
数日前までのジメジメが嘘のようで…、とはいきませんね日本は
夏を過ごす上で弊害になってくる「暑さ」。
この暑さはただ単に気温だけでなく湿気も影響しています。
今回は主にその湿気についてです。
【湿気対策】
湿気対策には、こまめに換気をして通気性を良くすること。
基本的なことですが、これが一番効果的です。
<通気性を良くするポイント>
・窓は1箇所だけ開けるのではなく、空気の入る場所・出る場所2箇所以上開け、空気の通り道を作る
・空気が入ってくる窓は出る窓よりも小さく開ける(空気の流れが良くなります)
・家具等も壁から少し離して、隙間を作り、湿気が溜まるスペースをなくす
【エアコンの使い方】
換気といっても雨天時は逆に湿気を取り込んでしまうことになるので
多少のエアコンや除湿機に頼らざるを得ないときがあると思います。
一般的によく使われるのが、エアコンの「除湿」機能ですね。
さてこの「除湿」(ドライ)機能、言葉から察する限り、部屋湿気を取り除いてくれる機能ですが、どのようにして湿気を取り除いているのかご存知でしょうか?
エアコンの除湿機能には「弱冷房方式」と「再熱方式」があり、
最近のエアコンで主流になってきている「再熱方式除湿」では
一旦冷房をかけ、室温を下げて湿度を下げる。
そして湿度が下がったら、室温だけを元に戻す。
というような作業をしています。
(部屋の温度を変えずに、部屋から湿気だけを取り除くことはできないので)
何が言いたいかと申しますと、
除湿効果は20~30%と高いですが、冷房運転に加え暖めなおす分、
20%ほど電気代が余計にかかってしまうんです。
快適さも重要ですが、電気代等のコスト面・エコも重要なことです。
【節約・エコ】
ではどうすればいいのか。
対処法として考える際の知識として、以下の3点。
・「再熱方式除湿」は「冷房」よりも電気代がかかる
・湿度が10~15%下がると体感温度は1℃下がる
・風速が1m/s増すごとに体感温度は約1℃下がる
具体的には、
・はじめは冷房の設定温度を低めに設定し、湿度が下がったら設定温度を高く設定する。
→自力で再熱方式除湿のようなことをするということです
・温度を2℃ほど高めに「除湿」をかける。
→除湿効果が30%ある分、設定温度を上げて電気代節約できます
・冷房と一緒にサーキュレーター・扇風機を使う
→風の流れができる分エアコンの設定温度を上げられます
また、エアコンの効率をよくするためには窓からの侵入熱を遮ることも大事です。
遮熱カーテン、すだれ等身近にできること、色々試してみるとおもしろいと思いますよ!
快適に生活するためには、エアコンは必要だと思います。
しかし、使いすぎは人間の体に良くないことは事実です。
エアコン等の設備に頼らずに快適に過ごすことができるなら
それに越したことはないですよね!
自然と闘うのではなく、共存・利用していくような家
そんな家をハリマハウスは創ります。
これから猛暑日が続きそうですが、
熱中症などには十分注意して、夏を乗り切りましょう!
~参考までに~
弱冷房方式除湿:・冷房だけで除湿するので、除湿効果は低い
・通常の冷房よりも電気代が10~20%安い
(冷やしすぎないようオンオフを繰り返すため)
除湿方式はお使いのエアコンの説明書を見ればわかると思いますので、一度見てみては?
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