心地良い寸法を蓄えて行きたい
公開日:
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最終更新日:2016/02/13
つれづれ
こんにちは ハリマハウススタッフの井上です。
お施主様の為に作った家に住みたくなるのは自然な事だと思います。
作って行くに従って愛着がわく事があるかも知れません。
そこで僕が思うのは住まい手に合わせオーダーメイドした建物には
その人の為の間取りであり、高さではあるけども
基準のモジュール(住まい手主導の寸法)が存在する建物にはある種のまとまりがあり
多くの人が居心地良いと感じるのだと思っております。
と、言うのも僕の好きな建築家 吉村順三さんの建物は体の小さなお施主様に
合わせた寸法で出来ていても心地が良いと思った経験からでした。
逆も言えます。吉村さんが基本設計した皇居の新宮殿(総理大臣任命、紫綬褒章授与等で良くテレビに出ます。)のような大きな建物でも、その居心地の良さがあり
住宅のような庶民性も感じられるそうです。(行って見たい!目指せ紫綬褒章!)
日本の尺は非常に便利なのですが、
車椅子の方には廊下が広めに取れるメーターモジュールが良いと言われる事もあります。
しかし、それはそれ。
臨機応変に組み立てれば尺でも対応は利くと思います。
なにより尺は人間の寸法から作り出したモジュール(3尺は910mm)
メーターは地球の大きさから割り出したモジュール(1mは1000mm)
910mmと1000mm
微妙に違う寸法にも大きな違いがあるのだと思います。
お施主様に心地が良いと思って頂ける住宅が出来たならば、
そのモジュール感覚を大切に蓄えて行けるのではと思っております。
先は長いです。
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