涼しくなった夜風と共に
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最終更新日:2016/02/13
つれづれ
こんにちはハリマハウスの関山です。
最近は夏の暑さも一段と和らいできて、だんだんと秋の気配が感じられる今日 この頃。
いかがお過ごしでしょうか?
厳しい夏を終え 秋ともなると、できれば、窓を開け気持ちの良い空気を室内に取り込みたくなります。
およそ千年前の歌い人も 秋の自然に関して美しい歌を一句読み上げています。
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の かげのさやけさ
(秋風が吹いている、その風にたなびく雲の隙間から
漏れ出てきた、その月の光の明るさよ。)
自然が溢れるような土地であれば、そんな事はないのかもしれませんが
東京などの都市では、周りに建物があったり
プライバシーを保ちつつ
自然を取り入れるというのは現代においては一つ工夫が必要だったりします。
規格化された計画だけでは、 ここを配慮する事はできません。
平面図はこのパターンとこのパターンから選ぶ事ができます。
よく聞かれるやりとりではありますが、
決まった選択肢の中から選ぶ事はひとつ、楽ではあるけれど
自分の家と胸を張って言うには何か物足りないような気もします。
(ハリマハウスでは間取り等のプランにおいても
ほとんどが、なんども、なんども、お打ち合わせを重ね、正に御施主様との共同作業で 満足のいく最終的なプランを慎重に決定していきます。)
当たり前のように近くにあったような気がした、自然の貴重さ.
涼しくなった夜風と共に、身に染みて感じる今日 この頃です。
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