自然を味方につけて

こんにちは、ハリマハウスの関山です。
最近は車で武蔵野市へよく向かうのですが、
車を走らせていると、梅や桜等、名前の知らない草花も含めて陽気に咲いた花々についつい目が奪われてしまいます。

今年の冬は例年に比べ寒く感じたためでしょうか？
春の陽気と心地よくあたってくる風がまた一段と気持ち良く感じます。
知人に,梅の花ってこんなに綺麗だったけ？というと、
何か最近、老けたんじゃない？と一掃されてしまいます。(笑)
暑かったり、寒かったりと一年を通じて目まぐるしく、気候は変わりますが、
きっと、条件の違う気候があればこそ、またその、気候も際立つのだと思います。
一年を通じて森や山、自然は主役をその都度、交代しながら、四季の変化を合図に表情を変えてゆきます。
最近ではエコブームのせいでしょうか？Q値の数値を優先させた結果、熱損失のある部分である開口部（サッシ）をあえて、とても小さくしている建築もありますが、
周囲の状況を見てみると、とても良く日差しが外壁を照らしていて、ほど良い庭があり、
鑑賞するにちょうど良い、とても良い位置にジューンベリーでしょうか？落葉樹が植えられている。また心地の良い風が通るであろう、立地に建っていて。
そして建物はその条件に背を向けるように、自然の恩恵を全て拒んでいる。（笑）
これはその土地の特性を見ることをなしに、数値を優先させた結果でしょうか？
ハリマハウスでは全て敷地の特性をよく検討した上で、その土地にあわせてプランニングを始めています。
できれば、自然を味方につけながら、毎日の生活を暮らしていきたいですね。