高断熱高気密住宅は夏場も健康住宅!?
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最終更新日:2016/02/13
つれづれ
こんにちは、ハリマハウスの関山です。
梅雨に入り、だんだんと夏の気配を感じる季節になりました。
湿気も高くジメジメして、じっとしていると気持ち悪い。
汗かきの僕にとって、夏場は正にある種一年の修羅場なのでもあります。(苦笑)
最近は暑い日が続きましたので、家にまつわる少し怖ーい話でクールダウンです。(笑)
夏場は一般的にカビやダニが活性化します。
室内がハウスダスト(室内塵)で汚れやすくなり最悪、アレルギーを引き起こします。
湿度というものは難しく、湿度が60%を超えるとカビやダニが活性化し、40%を下回るとインフルエンザウイルスなどが活性化し、さらに鼻や喉の粘膜が乾燥し風邪などをひきやすくなってきます。
(従ってどの季節も40%以上で60%以下の湿度であることが望ましいということになります。)
ところで、とある記事に
健康住宅のために第一に考慮すべきは高断熱 高気密です。
といったものを見つけました。
最近は自然素材等に注目が集まっていますが、自然素材は特に調湿効果のあるものが多く
これもひとつ有効と考えますが、
根本的な解決方法は高断熱高気密にあるとのこと。
では何故 高断熱高気密がハウスダストを防ぎ、清潔な環境を作りやすいのか?
上記のように夏場は普通、湿度が高く、カビやダニが活性化しています。
一般的には湿度を不快だと感じると、エアコン等で除湿をする方も多いのでは?と思います。
しかし、気密性の低い住宅になると隙間からどんどん湿度の高い外気が流入し、なかなかに湿度をコントロールできません。
また家全体の空気環境をコントロールするとなると途方もない燃費がかかります。
高気密では外から湿気が勝手に入ってくる隙間がないので上記に比べ低燃費で、家全体的の湿度をコントロールしやすくなります。
また高断熱高気密のメリットは換気にもあります。
気密性の低い住宅では、外気が流入してくるためにショートサーキットしてしまったり、計画的な換気が、難しくなります。
高気密住宅においては隙間が少ないため、計画的に換気を行うことができ、
淀んだ空気ではなく、空気がいつも新鮮で家の中で発生した湿度も速やかに外に出すこと
ができます。
空気が対流しにくく、流れていくため ハウスダストの原因のひとつであるホコリ等も排出されます。
以上のように気密性の高い家ではカビやダニの繁殖を抑え、ハウスダストを少なくすることができます。
この環境時代に脚光を浴びている
正に時代の寵児
高断熱高気密住宅。
どうやら健康住宅にも一役買っているようです。
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