地球資源について
公開日:
:
最終更新日:2016/02/13
つれづれ
こんにちは、ハリマハウス関山です。
今回は少し壮大なテーマとなりますが、地球資源について少しだけ触れます。
近年、とりわけ震災を発端に加熱した原発問題以降
エネルギーのありかたについて、
本当に様々な人が議論をし、それに注目が集まりました。
小学生の子供からおじいちゃん、おばあちゃんまで
まさにお茶の間までごくごく一般的に エネルギーについて議論をしているというから、
この意識の高さは目を見張るような感じがします。
そこで、エネルギーに関してよく取り上げられる
枯渇性エネルギーに改めて目を向けてみます。
最初から暗い話にて大変恐縮ですが、以下の表は僕が見てショッキングであったので
添付します。
図1.1 西暦0~3000年の時間軸で予測されている石炭と石油の消費動向(1)より
利便性の高い石油、石炭、天然ガスなどの化石燃料の恩恵を享受できるのは私たちを含めたたかだか、500年の世代のみだということ。
(1) M・ベルーツ(中馬一郎訳)「科学はいま」
産業革命以降 化石燃料と共に発展をしてきた現代システムは 有限である化石燃料とともに衰退していくとも言われています。
エネルギーの有限性のことについて考えを巡らせていると
そこで、
宇宙船地球号
という言葉がふと頭をよぎりました。
地球上の資源の有限性や、資源の適切な使用について語るため、地球を閉じた宇宙船にたとえて使う言葉として
これはバックミンスターフラー(ジオデシック・ドーム(1967年のモントリオール万博アメリカ館)で有名。)が表現した言葉です。
フラーは、地球の歴史とともに蓄えられてきた有限な化石資源を燃やし消費し続けることの愚を説いた。
これらの資源は自動車で言えばバッテリーのようなものであり、メイン・エンジンのセルフ・スターターを始動させるために蓄えておかねばならないとした。メイン・エンジンとは風力や水力、あるいは太陽などから得られる放射エネルギーなどの巨大なエネルギーのことであり、これらのエネルギーだけで維持できると主張し、化石燃料と原子力だけで開発を行うことはまるでセルフ・スターターとバッテリーだけで自動車を走らせるようなものだと述べた[4]。彼は人類が石油やウランといった資源に手を付けることなく、地球外から得るエネルギーだけで生活できる可能性がすでにあるのに、現存する経済や政治のシステムではこれが実現不可能であると述べ、変革の必要性を強調した。
とウィキペディアには記されています。
近年、太陽エネルギー等の再生可能エネルギーへのシフトが国や都,市等の後押しもあり民間に多く浸透してきているような気がします。
実際は再生可能エネルギーにシフトしていくにはその転換の際に膨大な必要設備費がかかります。
ただ、もう有限な資源を使い、それがなくなっていくのを指をくわえて見ているわけにもいきません。
時間が経つにつれて、エネルギーの大変革の要求はだんだんと声が大きくなっていきます。
この地球規模での危機的状況に生まれた私たちは
未来にどんなバトンを渡すことになるか?
僕らを乗せたこの宇宙船地球号はこの先、
化石燃料に代わる エネルギーを見つけ
まだまだ僕らの知らない遠くの場所まで、飛び続けていくのでしょうか。
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