外張り断熱工法場合では、壁と屋根との取り合い部はこうした気密処置を行っています
M邸の建て方作業
本年度の作業は今日で終了です。
前回、屋根外張り断熱材の上に通気垂木を並べている記事をアップロードしてから
二層目の野地板が敷かれアスファルトルーフィングによる下葺が行われました。
通気垂木内の空気は棟部で排出されますが
排出口となる棟部は
一旦、アスファルトルーフィングで全て塞いでいます。
仕上がりの屋根材を敷く作業の際に
棟部のアスファルトルーフィングをカットし棟換気部材を取り付けます。
トップライト取り付けも終了し
屋根部の雨仕舞いは一先ず完了です。
下屋取り付け部のみ
壁外張り断熱材、通気胴縁を先行取り付けし
壁通気層を確保しています。
屋根断熱材と壁断熱材との目張りは
外張り断熱材外皮面で行わず
断熱材内皮側で先張りシートを両面テープを活用し行っています。
この気密処置と
開口部、基礎付近土台水切り部への気密処置が
相当隙間面積(C値)を下げるいわゆる「ツボ」となります。
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