屋根が閉じられました
K市で新築中のN邸
屋根の下葺きが終了しました。
建前が行われ、10日が過ぎました。
躯体構造は在来工法(軸組工法)が採用されています。
屋根構造は枠組工法(ツーバイ工法)が採用されています。
1層目の屋根
垂木は206材
一部はダブル、トリプルと抱き合わせています。
野地板はサネ付きt=12mmを敷き、その上へ硬質ウレタンフォーム保温板50mm厚を2枚重ね、断熱層は計100mm厚としています。
断熱材100mm厚の上へ、45×60/mmの通気垂木を流します。
屋根通気層は60mm厚
通気垂木は100mmの断熱材を貫通させて、構造垂木206材へ長さ200mmのビスを使用し結びます。長さ200mmのビスは垂直に打たないと構造垂木206材から外れてしまいます。
通気垂木は昇り方向へ架かります。
妻側の屋根部
軒が出る場合の垂木は、構造上通気を遮る様に架かります。
その場合は腕木に通気可能な「穴」を設けます。
腕木としての剛性も確保しています。
屋根が2重となり、あんこに断熱材が挟まれる容となります。
上棟するのには数日間を要します。
アスファルトルーフィングが敷かれ、ひとまず屋根からの雨漏りの心配要素は排除されました。
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