現場発泡断熱材の吹付作業が始まりました
H邸のフルリフォーム
屋根、外壁部、床断熱部への現場発泡断熱材現場発泡断熱材吹付作業が開始されました。
屋根部の吹き厚、200mm以上
外壁部の吹き厚、105mm
床断熱部の吹き厚、150mm
と、吹き厚の設定を行なっています。
スプレーヤーさんは、吹付を行いながら
こまめに、吹き厚をゲージで測っています。
この度は、軟質ウレタンは採用しておりません。
100倍発泡断熱材ではありませんので、こまめにゲージをあてがいながら
吹き厚の確認を行なっています。
今日現在日本で吹き付けられている100倍発泡軟質ウレタンの熱伝導率は 0.038W/mK
高性能グラスウール 断熱材の熱伝導率16K相当 0.038W/mKと同等となります。
高性能グラスウール 断熱材の熱伝導率24K相当 0.036W/mKより性能値は劣っています。
硬質ウレタンフォームの熱伝導率は0.036W/mK
断熱パフォーマンスとH邸のフルリフォームでの施工性から
現場発泡断熱材は硬質ウレタンフォームを採用しました。
(個人として、以下リンク先のなぜ0.039w/mkなのかについて
なぜ日本ではこの仕様になったのかの理由は
実際現場で起こった現象をこの目で見ていまして、間違いなくその現象が日本での仕様変更への引き金となったと考えています
://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11159788326 )
吹付硬質ウレタンフォーム
屋根隅垂木部吹付施行
吹き厚ゲージ確認中
断熱材の選定は、現場のロケーションにより適材が在ります。
ブランドで選定すべきではありません。
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