防蟻対策について
T邸の設計には様々な「防蟻」対策が反映されています。
基礎内部の定期点検を安易に行えるベタ基礎を採用しています。
基礎内部は屋外扱いとし、床断熱を行います。
防腐・防蟻処理として
1階床下、土台・根太部は全てホウ酸水溶液を噴霧しています。
外壁、構造パネルへは、GL+1400mm部分以上へ同じくホウ酸水溶液を塗布しています。
基礎天端には防蟻テープを張り、万一蟻道が形成されようとしても
防蟻テープを迂回しなければ成らず、蟻道は目視で発見出来ます。
土台外周側・基礎方向設置側をプロパンガスの炎で 炭化させ
防腐・防蟻対策を施しています。
通気胴縁も人工成型材を採用しています。
初めて採用する胴縁です。
外張り断熱工法時、杉通気胴縁と構造躯体スタッド(間柱)を
外張り断熱材t=50 mmを貫通し結ぶ為の毎回使用しているビスでは
締め付け直前に胴縁の「割れ」が生じてしまいました。
他の類のビスで試し、やっと結ぶことに成功しました。
新建材採用の場合、最初の一歩は試行錯誤から始まります。
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