「蓄熱式床暖房システム導入JV」、蓄熱コンクリート打設を行いました

O設計事務所さんの、設計・施工する新築へ

ハリマハウスの「蓄熱式床暖房システム」を導入したいとのご要望があり

現場着工を行っています。

本日、蓄熱コンクリート打設を行いました。

入梅前に貴重な晴天日が続き、先週 組んだ工程通りに作業が進行しました。

現場サイドとしては大変喜ばしい限りです。

晴天であっても、気温が25℃を超えた日射遮蔽物の無いロケーションでの

生コンクリート打設は、気を抜けないタイトな環境となります。

コンクリートの硬化(締まる)スピードは

気温・日射・湿度・打設コンクリート厚・JIS規格であっても生コンプラントによって

全く違う顔を持つものです。

(私はそう感じています)

生コン打設直後、或いは硬化スピードが遅い冬季など

打ち込み面に乗ることは出来ません。

だからと言って、放置し過ぎてしまうと

不陸の無い平滑なコンクリート面の作成が困難となります。

つまり、早すぎず遅すぎず

絶妙なタイミングで打設コンクリート面を、鏝で丁寧に撫でる必要があるのです。

夏季に似た生コン打設環境では

ほんの数分で状況が一変します。

生コン打設面の鏝撫でが、まるで生コン打設面で鏝を砥ぐ様なカチカチな面状へと

豹変するのです。

カチカチな生コン面の鏝撫では、泣きたくなるほど痛恨な

自分でも下手としか評価出来ない

プロとしては、いわゆる「地獄」です。

とは言え、負けることは出来ません。

必ず勝ちます。

蓄熱コンクリート打設を終了しました。

他物件の蓄熱コンクリート打設の様子を撮影した動画です。