1階床は蓄熱式床暖房、2階床は床下エアコンを採用しています

お引渡し後、8ヶ月が経過したM邸

外構工事2期目が始まりました。

暦の上で「大寒」

午前中、M様とお話ししました。

1階床は蓄熱式床暖房システム

2階床は床下エアコン

2種類の暖房についての体感を伺いました。

(↑ 蓄熱式床暖房システムの概要・施工の流れはこちらの字幕解説付き動画をご覧ください)

1階床は蓄熱式床暖房システム

M邸の熱源はヒートポンプ式を採用しています。

蓄熱式床暖房システムの熱源方式は、ガス、石油でも可能です。

温水・冷水が蓄熱コンクリート内へ循環します。

冷温水循環方式ならば、熱源は選びません。

2階床は、2階の床下空間へ一般エアコン冷・暖気を送風し

2階の床下を循環させます。

吹き込まれたエアコン気は2階床下を巡り、任意に設けた床下エアコン吹き出し口から出て来ます。

M邸は2階床下エアコン吹き出し口を3ヶ所設けています。

蓄熱式床暖房システムは高評価を下さりますが、

床下エアコンについては、暖房体感を得られない

との厳しい評価をいただいてしまいました。

(このダメ出しにはかなり凹んでいます… 泣き)

M邸の2階は、28mm構造用合板＋フロア材12mmの床材構成となっています。

28mm ＋ 12mm ＝ 40mm

床下空間と2階までの間に40mmの木材が介在しています。

M様は機器の運転を「つけっぱなし」に対し、抵抗があるそうです。

私も連続してのアクティブエネルギー消費に対しては同感です。

蓄熱式床暖房システムの運転時間は深夜から朝にかけての8時間

循環水温度35度

このところの大寒期で45度の循環運転を行なっているそうです。

M様へ、試験的に数日間床下エアコンの運転を続け様子を見て下さる用に提案し、

承諾をいただけました。

床下エアコンによる冷・暖房システムの構築は初めてです。

試行錯誤し、自ら作業を行なって来た経緯がございます。

何とか持てるスペックをフルに発揮してもらいたい…

そんな想いでいっぱいです。

(↓ M邸の床下エアコンについてはこちらのウェブログをどうぞ…)

2階床下エアコンが稼働しています