夏季の鎧

過去数年の夏は、作業者にも酷な暑さでした。

またあの暑さがリプレイされるかも知れないと想像すると、ゾッとします。そんな憂う冷や汗で冷却できるような相手ではとてもありませんし・・・

「夏季の鎧」と言うタイトルも、夏に厚着的な暑苦しいイメージですが、、

そろそろ竣工するT邸

建物南面へ樹脂トリプルの大開口FIX窓が2枚採用されています。

1370×1800/㎜　×　2か所

屋内側へ移動してみます。

吹抜け部に樹脂トリプルの大開口窓が2枚

（優雅ですね、製作側としてもうらやましい）

でも・・・　なにかこのままでは・・・

夏、やばくね⁉

屋外・屋内から眺めてみても、高所

とても手の届く配置ではありません。

そこで、

屋外電動ブラインドが採用されています。

開閉動作はスイッチ式ではなく、リモートコントロール式（リモコン）

南面２Fの樹脂トリプルの大開口FIX窓2枚を1グループ

W1300㎜樹脂トリプル縦すべり+FIX窓を１グループ

計２グループを１基のリモコンで昇降操作可能となっております。

また、強風時や日射が強いなどを感知し、自動昇降作用も働いてくれる便利なセンサも装備しています。

passiv blind

２年前に断熱改修を行った際にも同電動ブラインドを採用しています。

日射遮蔽・通風・プライバシーの保護

ルーバー角度次第では、

結構いろいろな兼ね役ですね。

２年前は確かリモコン式が存在していなかったと記憶しています。

ウチの断熱・気密に対する設計思想

様々な工法を採用して来ましたし、また工夫も凝らして来ました。

５地域、関東域における冬季の住宅性能は高いと確信しております。

円熟した段階を歩んでいるのですが…

これからの課題のひとつ

「殺人的暑さ」にどう対応してゆくか？

っス…

さて、

鎧　締めて立ち向かいますか…

（暑いケド…　汗汗　）