防火ダンパー付き給排気グリル装着が標準装備となりました
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24時間換気システム 省令準耐火, 防火ダンパー付き給排気グリル
ここ数年の24時間換気システムは第1種熱交換型を採用しております。
本年度から、ハリマハウスでは省令準耐火構造住宅仕様に対応した給排気グリルを取り入れています。
100φのファイヤーダンパー(防火ダンパー)装着のグリルと不燃ダクトの全景です。
全長は約450mm程度あります。
ダクト内径は100φ、不燃ダクトとなるので外径はおよそ150φほどとなります。
呼び径100φに対し、建築側の穴は120φで開けています。
100φのフレキチューブと防火ダンパー付き給排気グリルユニットを接続します。
100φのフレキホースと防火ダンパー付き給排気グリルユニットはテープとタッピングねじを併用し固定します。
テープは気密防水テープを使用しています。
全長およそ450mm程度の不燃ダクトを回しながら徐々に建築側天井内部へと仕込んで行きます。
フィニッシュは写真固定金具と防火ダンパー管本体が天井プラスターボードを挟み込み固定される仕組みです。
これまでは100φのフレキチューブの例でしたが、フレキチューブ75φと50φのケースでも対応出来ます。
呼び径75φと50φの場合は写真ユニットで兼用されます。
ハリマハウスでは、隠蔽個所のダクト配管は樹脂フレキチューブを採用しています。
写真にあるように本来見えない隠蔽個所のダクト配管状況は、配管自身にとり決してストレスレスとは言い難いスペース状況となってしまうのが現実です。
樹脂フレキホースの採用はコストは加算されますが、配管にストレスを与えてしまい
経年で配管が裂けてしまい隠蔽部での漏気と言う現象は回避出来ます。
前記した「挟み込み式スライド固定金具」とは違い
こちらは3点式の開花型圧迫式固定方式です。
固定原理も様々で
各社、色々な設計思想をお持ちだなと感じています。
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