24h換気システム　SA気は小屋裏部屋でAC気と撹拌され屋内各居室へ供給気として送られます

I市で新築中のT邸

小屋裏部のスペースが24ｈ換気システム
運用拠点とされています。

小屋裏部屋の屋根裏が24ｈ換気システムの本体設置、ＯＡ・ＥＡ・ＳＡ・ＲＡ各ダクト配管スペースとなります。

24h換気システム　SA気は小屋裏部屋でAC気と撹拌され屋内各居室へ供給気として送られます。

送風手段として、パイプファンを用います。

小屋裏部屋へは４ｋｗ相当のエア・コンディショナーが設置されます。

24ｈ換気システムのＳＡ気は屋内各居室へダクト配管を伝い独立供給されるスタイルが一般的です。

YUCACOシステムスタイルを取り入れたT邸では、24ｈ換気システムのＳＡ気は各居室へダクト配管された独立供給型とは違い、小屋裏部屋へ一括供給されます。

小屋裏部屋へ送風されるエアコン気と、24h換気システムSA気とは、小屋裏部屋の中で合流します。

合流したAC気とSA気とは送風流体となり撹拌され、その撹拌気を個々に独立したパイプファンにより屋内各居室へとサプライエアとして送風される仕組みです。

近日、この仕組みについてわかりやすく工夫した作業動画をYouTubeさんへアップロードします。

屋内への各SA・RA配管達へは、必ず出入り口へテープタグ付けを行う習慣をつけました。

施行中は分かっていても、ダクト配管を終了しますと個々のダクトの出入り口を案外とlostしてしまう理由からです。

屋根裏スペースや隠蔽個所となる場合の多いダクトスペースは裏方となり易いので、大半が狭所となります。

そんなタイトスペースでの作業を極力回避する為、ダクトホースの長さを計算し広大なスペースで切断するなど経験値は高くなって来ています。

分岐個所は配管順番をあらかじめシュミレーションしてから作業を行わないとタイトスペースへ輪をかけダクト配管だらけのスペース内で作業をやり難くしてしまいます。この辺りについても経験値がレベルアップしています。

24h換気システム本体は、各ダクト配管を行い易くする理由から、自作の台車へ載せます。

なかなか甲斐性のある作業です。