意思表示 !
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なるほど・・
「家をつくるにあたり、いろいろな疑問が湧き上がってた」
日曜日、お客様がハリマハウスに相談されに見えました。
お客様 (以下A様とさせていただきます) は、
「住まう家」に対し大変明確な希望を提示されていました。
「〇〇工務店で新築の予定だが、
採用予定のサッシ・断熱材・断熱材の厚み、それらの組み合わせで
果たして理想としている高性能の家を手に入れる事が出来るのか?」
Q値(熱損失係数)・C値(隙間相当面積)・K値(熱還流率)などの
専門用語が飛び交いました。
私は今まで「家つくり」を現場のみでしか携わった事がありません。
初めて、「相談・打ち合わせ」と言う段階に同席させていただきました。
そこでA様の明瞭な意思表示に、圧倒されてしまいました。
私は買い物やサービスを受ける時、無意識に受身となる事があります。
「お金を支払う側」であるのに、「提供する側」に対し
なんとなく余計な気を使ってしまうのです。
「それが欲しい・こうして欲しい」
当然、その様な思いはあります。
しかし、曖昧にしてしまう事が多い気がします。
(私はA様の様に、ハッキリとした意思表示をしていなかった・・) [emoji:e-350]
「家」を建てると言う事は、大変大きな「買い物」だと思います。
曖昧な意思表示である私が、家を建てたと想像してみます。
おそらく、私は満足していないでしょう・・。
A様は真剣でした。
よく考えてみれば、それは当然の事です。
私は「想い」が漠然としていたから、
手に入るものは漠然としたものが多かったのかも知れません。
もしその様な心がけで「家つくり」に携わってしまったとしたら、
私とお客様の意思の間にズレが生じてしまうでしょう。
A様 < 私
「真剣」さがこの構図に在れないと、
お客様に満足していただく「家」をつくる事は出来ないと思います。
これまで私はタイル張り職人でした。
家つくりを末端で支えていた立場ですが、これからは違います。
家つくりをリーディングして行かなければならない、責任のある立場です。
入社して3日目。
そのことに気がつけて、私は大変幸運だと思います。
(これからは、ハッキリとした意思表示で買い物を・・ 私 )
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