私は大手ハウスメーカーの営業マンでした。

東京多摩地域の住宅展示場で14年間お世話になった。
11年前に退社し高断熱・高気密住宅専業工務店を起業した。

11年前はまだプレハブ住宅業界も右肩上がりが続いていたと思う。リストラなんて全く考えられない時代でした。
当時の社長から「失敗したらまた戻って来い」と言って頂いた事をよく覚えている。

住宅を売る営業力は自信満々にあり、大きな看板がなくても十分やって行けるハズでした。まして独立したのですから今まで以上にガンバレると思っていた。
しかし毎日夜遅くても苦にならず、軽快に動き回れたのは営業マン同士の熾烈な競争があってできた事と気付かされる。
独立して競争相手が身近にいなくなると、モチベーションが全く上がらないのに愕然とする。

そんな自分発見の旅でもある。