先進的窓リノベ2024事業の補助金を利用して、玄関ドアの交換と内窓設置のリフォームを計画している方がいらっしゃるようですが、内窓を設置しても残念ながら室内環境はほとんど変わりません。なぜかというと、既存の軸組工法の場合、外気とつながっている床下から、冷気が壁の中を通り抜けています。

新住協HPより掲載

 このような住宅に、圧縮グラスウールによる気流止めを、下図のようにできるだけ壁を壊さず設置します。この気流止めにより、既存の50mmGWが断熱材として効果を発揮し、住宅の断熱、気密性が一気に向上します。

新住協HPより掲載

 さらに耐震金物と合板で、耐震補強をします。その上で玄関ドアの交換、内窓の設置を行えば見違えるように室内環境は良くなります。ヒートショックがなく、ローカ、トイレ、浴室もリビングとほぼ同じ室温になります。さらに予算があれば、屋根断熱、床断熱を行うと、より快適な環境になります。

 家具は移動して施工しますので、住まいながら気流止め工事は可能です。建物の床面積にもよりますが、気流止め工事費は200万円~300万円程度です。