ウッド&メタルのハイブリッドフェンスを製作して来ました
一昨年10月に引き渡したM市のT邸
外構デザインを熟考されながら、着々と外構工事を進め、とうとう終わりの日が来てしまいました。
金属製柱へレッドシダー材104と204サイズをランダムに積み上げ、インターホン・郵便ポスト・表札を一体型とした金属製ネームプレートと宅配boxを組み合わせています。
これらをどう絡め配置するか? といろいろとTさんご夫妻と何度も論議して来ました。(個人的な好みもかなり反映… 笑)
104と204を採用し、木製格子の分の違いを利用し「陰影」を持たせています。
木製へ金属製ネームプレートユニット組と宅配boxの無機質なメタリック要素が絡むので、相殺効果的にあえて格子へ陰影を持たせ有機質な表情を配合しました。
当初Tさんは204材のみでの玄関格子製作を希望されておりましたが、私は金属柱の強度的に104材のみでの製作を強く進言していました。
204と104の複合案は両者が対等に意見(アイデア)を述べられる環境に在れたからだと今は感じています。
インターホン部裏側、収まりはDIY風に成らざるを得ませんでした。
郵便ポスト裏側、かなり舞台裏を体裁良く収める努力をしました。
宅配boxの設置も工夫しました。
舞台裏の収まりについては、Tさんはこちらに任せてくれました。
また 任せていただけたので、行えた仕事でもあります。
外構屋さん(基礎屋さんでもあります)も、舞台裏の収め方についてはいろいろとアイデアを出してくれ一緒の施工に付き合ってくれました。
制限が設けられていたならば請け負えない仕事でした。
オリジナルフェンスを作成出来て良かったです。
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