設計中のお客さまと、埼玉県熊谷市にある樹脂サッシメーカー、㈱栗原の熊谷工場を見学してきました。

㈱栗原はK-WINDOWの商品名で樹脂サッシを製造しているメーカーです。

K-WINDOWの良いところですが、まず樹脂窓枠の熱貫流率はUf1.13で、大手サッシメーカーのA社はUf1.43です。窓枠の断熱性能に優れています。

型板ガラスから、ペアガラスやトリプルガラスを製造し、樹脂スペーサ-が標準仕様です。そして日射熱取得型ガラス、日射熱反射型ガラスを自由に選択が可能なマニアックな樹脂サッシメーカーです。

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今回使用するサッシの開き具合や、気密性を実際に開け閉めして確認できました。設計中に窓の大きさや設置高さを確認することが重要です。

お客様は、30年後にサッシの交換も視野に入れ、外壁はそのままで、サッシだけ交換できる構造にも対応しています。

そして高断熱化が進めば進むほど壁厚が厚くなり、窓の設置位置はサイディング等の外壁側になります。壁の中央に窓を設置し、断熱ラインを揃えるのが望ましく、延長枠を使用して壁の中央に設置できるようにしています。

お客さまも、十分理解され、納得していただくことができました。

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詳しく案内していただいた、相馬さん、従業員の皆様ありがとうございました。