第二種＋第三種換気システム

2月8日、長年情報交換させて頂いている、エムアンドエー設計工房の宮崎社長が設計・施工した住宅で、換気設備メーカー㈱アルデの新換気システムを搭載していると連絡いただき見学してきました。

１畳の空調スペースに、第二種換気機器を設置し、アルデ空気清浄器を通し外気を導入、エアコンの冷暖気と合流させながら各室に給気しています。

さらに浴室、トイレ、台所のダーティーゾーンから第３種換気を一台設置して排気するシステムとなっています。

青森で施工した住宅では、４KW程度のエアコン１台で十分暖かく、かなり自信を持っていました。

このシステムで使われている空気清浄器ACS-300は、電子式集塵フィルターを使用して、PM2.5を95％以上補集するそうです。トルネックスの外気集塵システムと同じ帯電式フィルターですが、このフィルターはご自身で清掃メンテナンスができ、ランニングコスト、イニシャルコストとも有利なシステムのようです。

弊社はこのままそっくり取り入れることはできません。蓄熱式床暖房と、第1種熱交換換気あるいはデシカを組合せたシステムを構築する必要があるからです。

より良いYUCACOシステムを生み出せるか検討してまいります。

右側㈱アルデの吉村顧問、中央エムアンドエーの中西さん、左側ハリマハウスの山際です。