平成28年熊本地震におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
震度7の揺れが2度もきた熊本県益城町では、全5474戸のうち、倒壊ないしは倒壊の危険がある戸数は約半分の2649戸 (48.4%) で、要注意戸数は1634戸 (29.9%) 、そして住んでも良いと言う調査済住宅は1191戸 (21.8%) となっているそうです。
住んでも良いという1191戸の住宅とはどのような建物だったのか興味のあるところですが、おそらく現行の耐震基準を満たした建物と平屋、古くても骨太の建物だと思われます。
ハリマハウスは90%以上、枠組壁工法で施工していますが、耐震性、断熱性を考慮してのことです。さらに、壁体内結露からくる構造体の劣化に対し、安心できる外張断熱を基本構造にしています。
これから建てる建物が、震度7の地震で倒壊や大きな損傷を受けることは絶対に避けなければなりません。
構造的に弱くなるご要望に対しては、しっかりと建て主に伝えようと思います。今後も枠組壁工法、軸組工法の設計ルールを守り、安心して住んでいただける建物をご提案いたします。
来週、熊本県益城町に行き、倒壊していない建物を確認してこようと思っています。