ハリマハウスは夏の住まい方として、建物外皮の断熱強化と庇や緑のカーテン等で日射遮蔽を徹底しておこない、その上で窓の配置を工夫して建物全体で通風ができるようにしています。
さらに窓を開け就寝できるように、通風雨戸や通気シャッターを使用して、できるだけエアコンを使用せずに暮らせる工夫をしてきました。
それは省エネでもあるし、自然な快適さを追求した結果でもあります。
しかし幹線道路に面していたりして、窓を開けると埃りや騒音が入ってくる敷地では、積極的に窓を開けらません。その場合はきっちりと閉じエアコンに頼らざるを得ないのが現状でした。
窓を開けられないケースで湿度コントロールができれば、より省エネ性と快適性を追求する事が可能です。
そこでダイキン工業の「DESICAデシカ」を体験ハウスに導入してみました。
8月7日(火)の午前11時30分で外気温32℃、湿度42%に対して、1階室温は29.3℃、相対湿度38.9%です。
昨日ダイキン工業の担当者が、「デシカ」システムの確認に来られましたが、気密性の良い運転状況に大変満足していました。
きっちり閉じられる性能(熱損失係数Q値1.6W/㎡K以下、相当隙間面積C値0.5c㎡/㎡)を生かした「湿度コントロールできる家」が新たにご提案できるようになりました。
8月、9月の暑い日に「湿度コントロールできる家」を体験ハウスで御確認下さい。