2008年3月13日に弊社施工の「自立循環型住宅」がNHKで放映された。
放映後は多数のお問合せを頂くが10日位で反響が無くなり、そのまま何事も無かったかのように半年経過した時、体験ハウスにK様がお越しになった。
K様は、3月13日に放映された頃、スウェーデンハウスで建替えを検討していたが、ハリマハウスの放映内容に興味を持たれ、ハウスメーカーで決める前に必ず話を聞いてみようと思っていたと言う。
ご説明する毎に、思い描いていた家と同じコンセプトで非常に驚かれた。
「夏は風を入れて生活したい」ので日射遮蔽して通風経路計画を創る。蓄熱と蓄冷を床で行うが、夏季に夜間蓄冷の風を入れる窓に通気シャッターを設ける。
自然エネルギーの風と太陽を活用して自然な快適空間を創る。そして足りない熱を深夜電力を使いヒートポンプで蓄熱蓄冷する。この仕組みは省エネでありながら、快適空間をシンプルに創りだせる。
K様とは着工に向け打合せを進めているが、体験ハウスの自然な暖かさに「今の家に帰るのがいやになる」とおっしゃった。
住んで数年経過した時に「思っていた以上に快適で、偶然にNHKの放送を見て本当に良かった」と言って頂けるだろうと私は静かに思う。