浴室の床と壁はタイルを貼り蓄熱している。太陽熱を取込める南側に配置すればダイレクトゲインで蓄熱できるが、南面はリビングやダイニングを優先して、浴室は北側に配置することが多くなる。そこで蓄熱はヒートポンプで行う。深夜電力で夜間蓄熱して一日中暖かい。
「暖かい浴室にゆっくりと浸ってテレビを見たい」と御要望がありこのようなテレビ窓を創る。


浴室用テレビを壁に埋め込む方法もあるが、テレビの大きさやメンテナンスを考えテレビ窓を付けた。袖壁一面にガラスをはめ込んでもよかったが、これから成長するお子様の事も考慮してこの形になった。
ポイントは浴室と洗面所に温度差をつくらないこと。浴室の温度が低いと浴槽のフタをあけたとたん結露してテレビが見えなくなる。
入浴好きのご主人に大変喜ばれている。