明けましておめでとうございます。ハリマハウスで建ててよかった」今年もお客様からこのような年賀状を頂きました。ありがとうございます。
年末年始のテレビでは地球温暖化対策や環境問題を特集している番組をよく見かけた。二酸化炭素排出量の削減や省エネ意識はかなり高まってきている。
 昨年の住宅業界では無暖房住宅やQ1住宅が注目され、テレビでは外張り断熱のCMが流れたり大きく変化した。
その流れから大手ハウスメーカーが高断熱高気密住宅へ向っているように思ってしまうが違っている。冷暖房負荷で形式認定を取れば、仕様規定の断熱厚に比べはるかに薄くて済む。それがコスト競争にも繋がっている。
それに加え自立循環型住宅への設計ガイドラインが発表され、家庭が消費するエネルギーを1/2にする技術(断熱気密、自然エネルギー利用、暖冷房+換気、給湯+調理、照明+家電)で評価すようになった。
 もともと高いレベルの断熱気密住宅では、結露が無くカビダニの発生を抑えるため、室内のアレルゲンが少ない。温度差が無く脳卒中や熱ストレスが無い。など健康快適住宅として評価されてきた。
しかし省エネルギーから考えると高効率設備や省エネ家電が加わり幅広い評価になるため、高いレベルの断熱気密住宅の性能から生まれる健康快適住宅の評価がぼやけている。
 新年を迎え、ハリマハウスの家造りをもう一度以下の項目に分け明確にして進みたいと思う。
 1、高断熱高気密手法
 2、自然エネルギー活用技術
 3、省エネルギー高効率設備
 
以上各項目ごと次回から明確にしたい。