2016年10月5日、YUCACOシステム第九回オープンセミナーに参加させて頂きました。
何時も同じ会場ですが、空席が無く立っている方もいました。今回は参加者が一番多かったようです。
坂本雄三会長から、今後の取り組みについて講演がありました。
要約すると、
建物の断熱推奨水準として、基本的にHEAT20のG2レベルで考えている。すなわち首都圏などの6地域で、外皮平均熱貫流率は0.46W/㎡K、Q値換算で1.6W/㎡K程度。ただし少しレベルを下げても良いとの見解も示されました。
YUCACOシステム認証書の発行を考えている。床下チャンバー方式の採用、エアコンは35W/㎡程度の能力で算定する。
会員も増え、全国で70社程度に達している。
その後、日本大学の井口雅登先生の貴重な事例発表がありました。
セミナーの参加者が大きく増えたことからも、YUCACOシステムが今後、全館空調の形として発展していくシステムであることが覗えました。
ハリマハウスは、標準仕様として事例を増やし、様々な計画にも対応できる設計力を磨いてまいりたいと思っています。