平成26年9月20日(土)21日(日)10時~17時に高断熱・高気密住宅の完成見学会を開催します。

外張断熱 harima-J仕様   (QPEX3.21で計算)
第三種換気         (換気回数0.5回/時)
熱損失係数Q値       1.62W/㎡k    (次世代基準2.70W/㎡k)
外皮平均熱貫流率UA値    0.46W/㎡k   (次世代基準0.87W/㎡k)
外皮平均日射熱取得率ηA値  1.3      (次世代基準3.0)
年間暖房負荷        29.0kWh/㎡   (次世代基準48.8kWh/㎡)
日射取得熱         480W
自然温度差         5.90℃
隙間相当面積C値       0.1c㎡/㎡
延床面積          96.68㎡

弊社は南面のサッシに日射侵入率の高いサッシを使用して暖房負荷を削減しています。なので夏期は日射遮蔽が重要です。二階のベランダで日射遮蔽できないY様邸は一階南面掃出し窓に外付けブラインドを設置しました。

夏期の高断熱・高気密住宅のエアコンは一般的な定格暖房能力(W)で決めるのではなく松尾式計算式で決めています。定格暖冷房能力(W)=1.7{対象床面積㎡×Q値×23℃-最低外気温-4.6×対象床面積㎡}
上記により計算すると、1.7(96.68㎡×1.62×23℃-0℃-4.6×96.68㎡)=5.4KWとなります。

5.5KWのエアコン1台で全体の冷房が可能なのでロフトにエアコンを1台設置しました。ロフトから一階リビングへは吹抜けを経て繋がっていますが二階の個室はドアで閉ざされています。ロフトから小さな(2W)ファンで二階の個室に送り込む工夫をしました。
P9131953.jpg
また外壁と屋根の色は日射熱を反射する白色系で施工しています。
20140916_pic1.jpg
財)建築環境・省エネルギー機構

見学希望の方は見学日時をお知らせください。案内図をお送りいたします。
TEL 042-692-4350
E-mail info@harimahouse.com