工事中のO様と打合せ中に「付加断熱すると熱損失係数Q値はどれだけ上がる」と質問を受け、その場で計算ソフトQPEX3.21で、外壁にアイシネン吹付90㎜厚、屋根にアイシネン吹付140㎜厚を付加断熱した計算を行いました。
その結果、Q値は1.12W/㎡kから0.96W/㎡kまで上がりました。
付加断熱するかどうかの結論を近日中に頂くことになっています。
念のため再計算したところ、熱損失係数Q値は0.92W/㎡kでした。屋根の吹付厚みが間違っていたようです。訂正いたします。
付加断熱前 (延べ床面積119.59㎡)
harima-J仕様 外壁アキレスQ1ボード50㎜外張 屋根アキレスQ1ボード100㎜外張
顕熱式第1種熱交換換気 (換気回数0.5回/時)
熱損失係数Q値 1.12W/㎡k (次世代基準2.70W/㎡k)
外皮平均熱貫流率UA値 0.40W/㎡k (次世代基準0.87W/㎡k)
年間暖房負荷 6.3kWh/㎡ (次世代基準48.8kWh/㎡)
日射取得熱 830W
自然温度差 10.27℃
付加断熱後 (延べ床面積119.59㎡)
harima-O仕様 外壁アキレスQ1ボード50㎜外張 屋根アキレスQ1ボード100㎜外張
付加断熱 外壁アイシネン90㎜厚吹付 屋根アイシネン140㎜厚吹付
顕熱式第1種熱交換換気 (換気回数0.5回/時)
熱損失係数Q値 0.92W/㎡k (次世代基準2.70W/㎡k)
外皮平均熱貫流率UA値 0.32W/㎡k (次世代基準0.87W/㎡k)
年間暖房負荷 2.4kWh/㎡ (次世代基準48.8kWh/㎡)
日射取得熱 763W
自然温度差 12.00℃