早いもので、勤めていた㈱パナホーム多摩を退社し、高断熱・高気密住宅専業工務店として創業し20年目になりました。

当初2年位はハリマハウスで設計し、東京都立川市のビルダー㈱ウェルダンに一括して工事をお願いしていました。

枠組壁工法の充填断熱、蓄熱式床暖房、高気密住宅の施工ノウハウはここで学ばせていただきました。

3年目から自社で施工を行うようになり、現場で知り合った職人に連絡すると、それまでと同じ調子で仕事をしてくれました。

職人不足のため、積水ハウスでは自社で職人を育てるようですが、腕の良い職人になるのには時間がかかります。一括して施工していただいたおかげで、腕が良く若い大工職と巡り合えたことが、安定して高気密住宅を施工できる大きな力となっています。

さらにより安定した高気密化を目指し、枠組壁工法の外張断熱で体験ハウスを施工しました。それから基本は外張断熱とし、より断熱性能を上げる場合は充填断熱を付加しています。

蓄熱式床暖房の熱源をヒートポンプに切り替えたのは弊社が一番早かったのではないでしょうか。ガスや灯油と比べ、ランニングコストが下がりますが、蓄熱層の断熱が弱いと十分な暖かさになりません。

「ヒートポンプでは熱量が弱く使用できない」というビルダーもあるようですが、蓄熱層の断熱をしっかりとれば問題はありません。

輻射熱の快適な室内空間に、湿度コントロールが加われば、より快適な空間になります。

そこで体験ハウスにデシカホームエアを導入しています。

デシカ施工第一号のお客様から橋本社員に下記のメールが届きました。

 

橋本様

いつもお世話になっています。

スペアキーの件、ありがとうございました。

新居に移って約一週間が経ちます。間取り(空間)、空調すべて家族全員が満足しています。

ぜひ、時間のある時に家に遊びに来てください。橋本様の作品(設計)の最終形を見てほしいと思います。

橋本様のおかげで、素晴らしい家を造ることが出来ました。

感謝しています。