一般社団法人 住宅性能評価・表示協会から提供されている下記の計算書とQPEXの最新バージョンver.3.21の計算結果を比較・検証しました。

・住宅の外皮平均熱貫流率及び外皮平均日射熱取得量(冷房期・暖房期)計算書
 (木造戸建て住宅Excel版ver.2.2)
1)基本情報
・住宅の名称:A様邸
・住宅の所在地:神奈川県川崎市
・地域区分:6(Ⅳb)
 【基準値】
  ・外皮平均熱貫流率:0.87 W/(㎡K)
  ・冷房期の外皮平均日射熱取得率:2.8
・住宅規模:地上2階

2)計算結果
□詳細計算法の場合、
・外皮平均熱貫流率:0.45 W/(㎡K)
・冷房期の外皮平均日射熱取得率:1.9
2003gaihi_ver2_2_A_b_detail.jpg

□簡略計算法の場合、
・外皮平均熱貫流率:0.50 W/(㎡K)
・冷房期の外皮平均日射熱取得率:2.0
2003gaihi_ver2_2_A_b.jpg

□QPEX,ver,3.21の場合、
・外皮平均熱貫流率:0.45 W/(㎡K)
・冷房期の外皮平均日射熱取得率:1.8
201307-A-QPEX.png

以上の結果となりました。
※外皮基準の計算書の詳細計算法と簡略計算法の結果の違いについて/u>
簡略計算法は簡易なため安全側の結果を求めるため、詳細計算法および熱橋面積比率計算に比べて不利な結果になります。