5年前に新築したお客様から「2階の給気口から給気してないようなので見て下さい」と連絡が入り、点検にお伺いした。
2階の給気口は室内側からフイルター交換は出来るが、外部フードに付いている虫除けのステンレス網は、室内側の給気口カバーをはずさないと見ることが出来ない。給気口カバーをはずし、ステンレス網を覗いてみると土埃で目が全て詰まっている。これでは給気されない。掃除機を借り、室内側の給気口から土埃を吸い取った。この事は全てのお客様に該当する。点検時に掃除の仕方をお知らせしよう。
今日は近くに住むお母様からも相談を受けた。お母様は㈱藤和で10年前に建てられたが、もうその会社はなく24時間計画換気の点検依頼を受ける。㈱藤和は鵜野日出男氏が専務を努めていた会社で、すでに20年位前から高断熱・高気密住宅に全館空調を取入れている。
お母様はハリマハウスで建てた娘の家とご自宅を5年間行き来している間に、快適さに違いがあることに気付いたそうだ。お話を要約させて頂くと、空気で暖冷房するよりも、ハリマハウスのように蓄熱して輻射熱で暖冷房した方が快適だとよく解ったという。
「もう建替えは出来ないけれど、ぜひ蓄熱式床暖房と蓄冷する床涼房を取入れたい」と見積り依頼まで頂いた。