4月にしては暑い日が続いていますが、体験ハウスのデシカは調湿モードで運転しています。外気温は25.2℃、湿度は34%、室温は一階リビングが25.6℃で湿度が46%です。

今日は外のほうが少し快適ですね。

このような日は窓を開け外気を入れるようにしています。デシカはトイレの排気に接続しているため運転は止めていません。デシカは換気運転しています。

ハリマハウスは冬期に日射熱を取り込む設計をしています。

南面窓の開口率を高め、樹脂サッシのガラスを日射侵入率の高い、日本板硝子のペアマルチEA寒冷地仕様(熱貫流率Ug値1.49、日射侵入率ηg値0.74)を使用しています。北、東、西面はペアマルチレイボーグ(熱貫流率Ug値1.17、日射侵入率ηg値0.38)を使用しています。

熱計算ソフトで計算すると、暖房負荷を大きく減らせることがわかります。

夏期は風を入れられるように設計します。中間期と夏期の夜間に外気を取り込み、冷房エネルギーを削減しています。

窓の配置、防犯対策、騒音にも気を使いたいところです。

周辺の環境により、窓を開けられない場所もありますが、環境が変わるかもしれませんし、電気代が高騰するかもしれません。

いざという時に通気できるように計画しておく価値はあると思います。

そして窓を閉めなければならなくなった時は、一台のエアコンで建物全体が暖かく涼しく快適に暮らせるよう、高断熱、高気密、計画換気で熱が建物全体に周る仕組みの住宅を設計施工しています。