3月11日これから着工されるお客様と、弊社モデルハウスで打ち合せ中、長い揺れが起こりました。驚いてTVを見ると、すごい地震が発生した模様。お客様もご自宅が心配ですぐに帰られました。それから正視できない映像が続々と流れてきました。すごい津波です。
1960年、淡路島の海岸近くに生まれた私が9歳の時、チリから津波が押し寄せ、東北地方で大勢の犠牲者を出した事を子供心にも良く覚えています。津波の前には大きな引き潮があることを知り、毎日のように海岸へ行ったことを思い出しました。
建築中の現場を見に行くと、何事も無かったかのよう工事は進んでいます。ある職人は「家に居るとTVばかり見て気が滅入る」といって忙しく仕事をしていました。
「犠牲になった方には何もできないけれど明るく進んで行こう」工事現場で勇気をもらいました。