ハウスメーカー時代のお客様にも少数だがハリマハウスのカレンダーを届けている。毎年お届けしてお話しするうち私の仕事内容を理解され蓄熱式床暖房の施工依頼を何件かお受けした。
鉄骨プレハブの1階床は現場施工の木製床だ。その床を取払い基礎内部に断熱材を敷きその上に蓄熱砂利を入れる。温水パイプを配管後蓄熱コンクリートを100㎜打設する。そのまま30日以上乾燥させた後床材を貼る。
建物が高断熱高気密住宅仕様になっていないので、さすがに2階までは暖かくならないが、1階はハリマハウスの建物と大きくは変らず暖かくなる。
信用して頂けたお客様にカレンダーをお届けすると、施工前は厚着で玄関まで出てこられたが、施工後は半そで姿で出てこられ「省エネで暖かい」と大変喜んでいただいている。
今までに無い技術を広めるには理解して信用できるまでの時間がかかる。寒くなる時期にカレンダーをお届けする事はそのような営業に向いている。