YUCACOシステムにデシカを組合せました

熱損失係数Q値0.922W/㎡KのT様邸はYUCACOシステムにデシカホームエアを組合せ計画しています。

デシカとYUCACOシステムの組合せは、東京大学名誉教授　坂本雄三　建築研究所理事長がアサカワホームの依頼を受け、平成24年に河口湖ゼロエネルギーハウスを手掛けた時に初めて採用されています。

弊社のYUCACOシステムの特徴は、
１、蓄熱式床暖房を採用して、床下に暖気や冷気を入れないため、床下に埃やカビが発生することが無い。
２、ほぼダクトレスで給気しているので、気になるダクトの汚れが無い。（ダーティーゾーンからの給気がない）

3、 一般的な全館空調システムに比べ、デシカ、壁掛けエアコン、送風ファン、蓄熱式床暖房、浴室加湿ファンがそれぞれ独立して作動していますので交換が簡単です。

たとえば20年後にデシカより優れた機器が出た場合も取替が可能です。高効率エアコンも単独ですから交換自由です。すべての機器が汎用品で構成されています。

全館空調でも床温度を上げると快適性が増すため床暖房は必須ですが、その熱源器が燃料電池などに代わっても対応可能な温水式床暖房にしています。

今、建てれば少なくとも50年は使用するでしょう。高断熱化、高気密化は現状の最高レベルにして、地球温暖化による環境の変化に対応したいですね。機器類の性能向上、新たな機器の登場など、その時代の変化に柔軟に対応し発展させられるところがハリマハウスYUCACOシステムの特性です。