現在工事中の「大屋根の家」は、外張断熱に付加断熱を追加することが決まり、外皮平均熱貫流率UA値等を算出しました。

主な仕様は
枠組壁工法二階建   延べ床面積  118.75㎡
屋根   アキレスQ1ボード100㎜外張+付加断熱アイシネン140㎜吹付
壁    アキレスQ1ボード50㎜外張 +付加断熱アイシネン90㎜吹付
基礎   アキレスQ1ボード50㎜外張
サッシ  スタイルテック樹脂サッシ  U値1.3W/㎡k
換気   顕熱式第一種熱交換換気 日本スティ―ベルLWZ-170plus

外皮平均熱貫流率Ua値は0.32W/㎡kで、次世代基準の0.87W/㎡kを大きく上回りました。Q値は0.92W/㎡kです。この仕様で165㎡位の床面積であれば、Q値は0.8W/㎡k位にはなるでしょう。

特に年間暖房負荷は、省エネ基準レベルに比べ1/20以下になっています。文字通り省エネ住宅ですが、南面の窓ガラスを日射侵入率の高いガラスにすることにより、日射取得熱が増えこのような結果となりました。
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