平成24年度「住宅のゼロ・エネルギー化推進事業」に追加採択された武蔵野市の住宅で、補助金の額の確定通知書が届きました。
住宅のゼロ・エネルギー化推進事業は、当該住宅の断熱などで削減された一次エネルギー消費量から、標準の住宅の一次エネルギー消費量を差し引き、得られる省エネ量に、太陽光発電で得られるエネルギーをプラスした量と、標準の住宅の一次エネルギー消費量と比べ、何パーセント削減したかを算出し、削減量の多い住宅から採択されます。
計算式にすると、「標準の住宅の一次エネルギー消費量69.2GJ/年」-「当該住宅の一次エネルギー消費量45.9GJ/年」=23.4GJ/年の省エネ量になります。これに「太陽光発電で5.8KW発電」×「1KWあたりのエネルギー消費削減量10.7GJ/KW年」=61.6GJ/年の削減量とみなし、合計85.0GJ/年削減した計算になります。
標準の住宅の69.2GJ/年の一次エネルギー消費量に対し、122.8%削減したことになります。
昨年度は、太陽光発電パネルを10KW程度搭載したシュミレーションで枠取りをした会社が多く採択されましたが、実際に10KW搭載する案件が無く辞退した会社が多数あったようです。
そのようなことから昨年12月に追加採択され、建物が完成し今回の確定通知書が発行されました。
今年はそのあたりを是正して採択したようですが、又12月には追加採択があるのでしょうか。注目しています。