2012年8月5日にダイキン工業のデシカ250m3を体験ハウスに導入し、除湿モードから加湿モードになりました。

今年の夏は九月も暑かったですが、湿度35%~40%に除湿されている室内は、エアコンを使用しなくても快適でした。室温は32℃ぐらいまで上がりましたが、気持ちよく仕事ができました。

試しにエアコンを入れてみたのですが、室温は下がりますが、自然な感じが無くなり、かえって居心地が悪くなりました。

10月中旬から加湿モードで運転している室内の湿度は45%前後で推移しています。そして11月に入り蓄熱式床暖房を少し運転しています。

御存知のように冬期の高断熱・高気密住宅は湿度が下がります。加湿器を使用すればよいのですが電気代がバカになりません。

今の体験ハウスの室温は25.2℃、湿度43.6%で少し温度が高めですが快適ですね。蓄熱式床暖房も湿度が高いため今までより暖かく感じます。

今までの電気使用量のデータから推測すると、熱損失係数Q値が1.60W/㎡K以下で、C値が0.5c㎡/㎡以下であれば、一ヶ月の平均電気使用料は2,500円ぐらいで収まりそうですね。

そして3ヶ月デシカを運転してみて一番期待が持てるのは、蓄熱式床冷房との組合せです。

夏に床面温度を22℃ぐらいまで蓄令させるとひんやりとして気持ちが良いのですが、相対湿度が上がってしまい微妙な快適さでしたが、デシカで湿度が下がり冷輻射で涼しくなる室内が可能なのですね。

これはちょっと他社には知られたくないのでこのぐらいにしておきます。


体験ハウスの概要はこちら