新住協の熱損失係数・暖房エネルギー計算プログラム「QPEXver.2.07」を使用して、ハリマハウスのQ1.0「キューワン」住宅を以下の仕様に想定して計算してみました。

構造    枠組壁工法
天井    高性能GW16K140㎜充填プラス高性能GW16K90㎜付加断熱
壁     高性能GW16K90㎜充填プラス高性能GW16K90㎜付加断熱
基礎    土間床基礎、押出法PSF3種100㎜基礎断熱
開口部   北、東、西面、樹脂サッシトリプルLOW-E U値1.2
      南面、樹脂サッシ断熱ペア+日射遮蔽  U値1.7        
換気    第一種熱交換換気(熱回収率80%)
暖房    ヒートポンプ温水器(COP4.1)
床面積   124.63㎡ 総2階

計算した結果は下表になりました。

熱損失係数Q値は0.918になり、文字通りQ1住宅となりました。年間暖房負荷791kwhは、次世代省エネ基準7,425kwhと比べ、約1/10となります。
換気システムは、弊社で今まで取組んでこなかった第一種熱交換換気を使用します。

早速打合せしているあきる野のS様に御提案しましたが、今後施工した住宅の実測データを元に内容を検証してゆきます。