17年前に新築工事を行った東京都八王子市のE様から最近の状況をお知らせいただきました。
E邸概要 2X4工法2階建 床面積119.90㎡ UA値0.40w/㎡k C値0.3cm2/㎡
住み始めた当初は快適と感じたものも、16年が経過し、今やあって当たり前の、空気のような存在になっています。この感覚は時間の経過とともに劣化することは、今のところありません。改めて考えると素晴らしい性能の家だと思います。
現状、大きな不満はないので、前住んでいた家との比較で思い返してみます。
夏
吹き抜けのある屋根直下の2階で暮らしていますが、屋根からの熱を強く感じることはありません。
クーラー一台で十分に快適な温度になります。
昔住んでいた2階の部屋は、いくらクーラーをかけてもなかなか冷えませんでした。
一階には母が暮らしていますが、2階よりも涼しい。3から4度ぐらいは低いです。
冬
我が家の床暖房は省エネ運転をしています。
でも「冷たい!」となることはありません。
以前住んでいた家の床は、つま先立ちをするような冷たさでした。
結露は皆無ではないです。
風通しの良くない窓は結露します。カーテンをするなど工夫しています。
隙間風
以前の家は、隙間風が当たり前でした。
今の家では、16年が経って、サッシの間にあるスポンジ?のような部材が劣化していると思うのですが、最初に比べると窓からの冷気の吹き込みは多少ですが増えています。きちんと交換すれば対応できるのかなと思っていますが、やっていません。
やらなくても耐えられるレベルという言い方もできます。
1階については、
玄関からリビングまで扉がないつくりになっています。
リビングにいると、ここから入ってくる冷気を感じることがあります。
玄関扉が閉まっている状態での話です。
もしかしたら、玄関とリビングの間は、扉で仕切った方が良いのかもという気もしますが、建物全体として考えた時、どちらがいいのか答えはありません。
以上のような感想です。
設備含め細々思い出せば色々ありますが、どんなに良いメーカーが建てても、またお金をかけても、それがなくなることはないと思います。
しかし、ハリマハウスさんの基礎、床、壁、屋根という家の基本の部分の性能はとてもしっかりしています。ここがしっかりしているので、時間の経過とともに手を入れながら、工夫をしながら、この家での暮らしを楽しんでいけると思っています。
私は、この暮らし方が気に入っています。