寒くなってきたが、一番評判が良い設備はなんといっても蓄熱式床暖房だ。
大気熱を利用した熱効率の良いヒートポンプ式ボイラー(COP 4.0)で電気料金の安い深夜電力時間帯に運転して夜間に床蓄熱する床暖房である。
1階床全面床暖房配管を行い、居間はもちろん浴室やトイレ、廊下も24時間暖かく快適だ。

今までのパネル式床暖房ではランニングコストが高く、エネルギーを使いすぎていた。
この蓄熱式床暖房システムでは、厳冬期1ヶ月の電気代が約¥5,000-である。
しかし設置に躊躇されている方も多いようで、「ヒートポンプ式ボイラーでは暖かくならないのではないか」とお問合せ頂いた。
もちろん熱源に燃焼系のガスや灯油、電気ヒーターも使用できる。燃焼系では出力17KWだと3時間位の運転で24時間暖かい。
ヒートポンプ式ボイラーでは6KWの出力なので運転時間を3倍長くする必要がある。
深夜電力時間帯の午後11時から午前7時迄でちょうど良い。それで同じ暖かさになる。
満足する暖かさは、床面温度で20℃~30℃までの個人差があり、御家族の好まれる床面温度を確認され、蓄熱式床暖房の構造システムを選択する必要がある。
一般的には室温が21℃前後で、床面温度は24℃~28℃位が好まれているが、その温度まで上がらない構造システムも多く注意が必要だ。
また必ずしも空間の無い土間床基礎でなくともよく、床下空間のある蓄熱式床暖房も可能だ。
ハリマハウスでは蓄熱式床暖房で11年の蓄積したノウハウがある。
二酸化炭素排出量の削減が大きな課題となっているが、快適な暖房システムであり、省エネルギー効果も大きいこのシステムを少しでも多くの方に利用して頂きたく思う。
当社では施工範囲も限られる。蓄熱式床暖房については何なりとお問合せ頂きたい。
体験ハウスで温度の確認もご自由にどうぞ。多少はお役に立てると思う。