東京都小平市、N様邸の気密測定を行い、相当隙間面積C値は0.22c㎡/㎡でした。
ハリマハウスでは、気密測定は完成時に行っています。工事中に気密測定を行わなくても、必ず0.5c㎡/㎡以下の測定値を出しています。
工事中のチェックポイントをきっちりと守り施工すれば間違いは起こりません。中間測定で悪い数字が出るということは、施工方法が正しくないからです。中間測定後、気密工事を修正するということは、本来の気密工事とは違う方法で修正することになります。
基礎パッキンを隙間なく入れ、気密ラインを基礎から壁、屋根まで連続させ、壁と屋根の取り合い部分は先張りシートで補強して、窓回りとダクトなどの貫通部分は丁寧にシールすれば0.5c㎡/㎡以下の測定値は必ず出ます。
中間測定が必要な現場は、床断熱と基礎断熱が混在しているような特殊な現場です。25年間気密工事を行ってきました。社員と職人の気密工事に対する意識が頼もしいかぎりです。
重要なことは、高気密住宅を希望されている建て主に対し、約束した気密性能でお引渡しして、なるべく気密劣化しにくい施工方法で、長期にわたり気密性能が担保できる建物を提供することでしょう。
測定が終わり、現場監督の伊本君から「どうでしたか」と連絡が入りました。「相当隙間面積C値は0.22c㎡/㎡でした」と告げると、安堵したような声で「そうですか」と言って切れました。