鵜野日出男氏の名前を知ったのは、私が「パナホーム多摩」で営業マンとして勤務していた今から24年位前のことです。

パナホームABC八王子住宅公園の前の区画が㈱藤和という住宅会社で、ジャンルが違い競合が無い事もあり、藤和の営業マンとはよく立ち話をしました。総合展示場では周りが全て敵となります。他社の営業マンと接することは珍しいことでした。

名前はメジャーではないけれど全館冷暖房の家の性能に自信満々のようでした。その会社のカタログに、専務取締役 鵜野日出男と記載されていたのです。

その数年後、㈱藤和の展示棟の玄関ドアの張り紙で㈱藤和が倒産したことを知りました。まだバブルで景気が良い時期でした。

再度、専務取締役 鵜野日出男氏の名前を拝見したのは、ABC立川住宅公園にナイスハーティホームが出展してからでした。

ナイスハーティホームは本格的な高断熱・高気密住宅を扱う会社として一部のマニアからは人気がありました。しかしながら、なぜか10年位で幕を閉じてしまいました。

初めてお会いしたのはロックウール工業会主催の付加断熱現場見学会でした。マイスターホームの大変綺麗な現場で丁寧に説明していただきました。

その後2011年に弊社体験ハウスにて、出世払いということでコンサルして頂きました。高断熱・高気密住宅の技術評論家と違うところは経営にかかわっていたところでした。

毎月の業者への支払と社員の給料を遅延なく行い、円滑に受注と工事を行なうことは、お客様のためにも必須条件となります。

鵜野日出男氏から学ぶべきは、お客様目線で住宅を提案しているところです。国のLCCM住宅などを一笑してしまうところはここからきているのでしょう。

閉じることを前提として、一年中快適な室内環境を生む、アクティブな高断熱・高気密住宅の理想型が、鵜野日出男氏の提唱する「高断熱・高気密住宅にセントラル空調換気除加湿24時間システム」です。

自然エネルギーを取入れる設計で一次エネルギー消費量を削減する「自立循環型住宅」などは眼中にありません。

首都圏で30年以上高断熱・高気密住宅に携わり、お客様のクレームに真摯に耳を傾けたところから生まれた、暑いとか寒いとかのクレームのつけようの無い快適な住宅を目指しているようです。

住宅について思った事を忌憚なく発信していること、気軽に相談に応じてくれる気さくな人柄に対して尊敬しています。

そして住宅購入者にとっても貴重な情報源として、益々の御活躍を期待しています。