2010年10月7日 財)建築環境・省エネルギー機構主催、蒸暑地版 自立循環型住宅設計講習会を受講しました。
2006年10月に自立循環型住宅設計講習会を受講して以来4年経ち、Ⅵ地域の沖縄とⅤ地域の南九州等を対象にした蒸暑地(じょうしょち)版が出たわけです。
テキストが290ページから400ページになった事からも解るように、全体的により詳しく深い内容になっています。
日射遮蔽手法についても、壁、屋根の通気層内に面して、アルミ箔等の長波長反射率の高い材料を貼る事により、日射進入率を大きく削減できるとの記述があり、弊社で使用している断熱材Q1ボードがこの内容に合致しています。
また給湯設備計画では、潜熱回収型ガス・石油給湯器と自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)で実証実験を行い、一次エネルギー消費効率でも自然冷媒ヒートポンプ給湯器(エコキュート)がより省エネであることが証明されました。
このように首都圏でも有効な手法が網羅されており、これからの住宅設計に反映して行こうと思っています。