東京都あきる野市で施工中の現場で窓回りの気密処理を行いました。
窓と構造体に約10ミリのクリアランスを取り構造体の下がりや歪みによる窓への影響を防いでいます。
その空間を現場発泡ウレタンを注入して断熱し、その上からコーキング材で気密処理を行います。
外側から窓枠と構造体には気密防水テープで気密処理を行いますが、内部からもこのような気密処理を行うことで、より確実に高気密性能を長く保つことができます。
最近自然エネルギーを利用した家創りが注目されていますが、そのような家では「気密はほどほどで良い」ような風潮があるようです。
ハリマハウスでは冬に太陽熱を蓄熱し夏には夜の冷気を蓄冷していますが、外気を遮断したい時にきっちりと閉じられる性能は、気密を高めて初めて可能になるのです。